犬猫の血尿、血便はフィラリアの影響がある?

結論から言うと「あります」。私が動物看護の専門学校に通っていたころに使用していた用語集に記載されている犬糸状虫症に関する説明にも、フィラリア症による主な症状として、運動不耐性の他、腹水、血色素尿などがあるとされています。では一体、どういうときにこの血色素尿が見られるのでしょう?

フィラリアの症状は4つの型に分類される

フィラリア症の症状を分類してみると、通常型・急性型・奇異性塞栓症・幼虫迷入による症状の4つに分けられます。
通常型の場合、半数以上は無症状ですが、寄生が長引くと一般症状が次第に悪くなり、時々咳をするようになります。末期には腹水貯留も見られることがあります。
急性型はその名の通り、兆候もなく急死に至るケースがある症状のことです。
奇異性塞栓症の場合ですと、後肢の血管を塞ぎ、後躯麻痺を引き起こすことがあります。
幼虫迷入による症状とは、通常ですと心臓に寄生するはずのフィラリアが心臓以外の場所に入り込んで寄生してしまうことを言い、脳に入ってしまった場合は運動障害を、眼(前眼房水中)に入ってしまった場合は前房混濁(虹彩炎)を引き起こすことがあるとされています。

中でも、血色素尿が症状の一つとして挙げられているのは急性型です。ここからはその急性型について詳しくお話していきます。

急性型は要注意!重篤な症状を引き起す原因

血色素尿とは、赤血球内にある血色素(ヘモグロビンのことです)が尿中に出現した状態のことで、溶血性の諸疾患及び中毒等で大量の赤血球が破壊され、血液中に出てきた血色素が肝臓や脾臓で処理し切れずに、腎臓から尿中へ排出されコーラ色の尿となったもののことを言います。
突然のこの血色素尿と循環不全(呼吸困難、虚脱などの症状)とを主徴とする症状が急性型です。急性型は大静脈症候群とも呼ばれ、慢性的なフィラリアの寄生があるという経過の途中で、肺動脈または心臓の右心室に寄生していた虫体が移動して、右心房及び右心室をまたいで寄生してしまったことによる三尖弁閉鎖不全が突然起こることに起因します。
急性型は重篤な症状であるであることが多いため、速やかに寄生虫体の摘出手術を受ける必要があるとされています。手術による虫体摘出を行うと血色素尿も時間単位で改善することもあると証明されています。

血便がある場合は、フィラリア以外を疑いましょう!

一方、血便に関してですが、どの文献を診ても血便に関してはあまり記載されていません。ですが上記に書かせていただいたように、フィラリアの寄生が長く続くと一般症状も徐々に悪くなります。フィラリアが寄生している心臓はもちろんのこと、命を司る大事な機関である様々な臓器もその影響を受けることは必須です。その中で大腸などの消化器系にえ影響が出てしまえば血便が起こることもあるかもしれません。
何か異常があった時にもすぐに対応出来るように、注意深く観察してあげて下さい。

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