カテゴリー別アーカイブ: モクシデック

犬のフィラリア予防薬 – モキシデック錠 販売中止の理由と代替えは?

[pc-only]予防をすれば100%防ぐことが出来ますが、予防を怠ると死亡の危険もあるのが「フィラリア」です。 フィラリアの予防必要期間は、「蚊が出始めてから一か月後!」から、「蚊を見かけなくなってから一か月後!」までです。 毎年、何月から何月まで!と、決っているわけではありませんし、お住まいの周囲の環境や、その年の気温によっても変化します。[/pc-only] このフィラリア...   [この記事の続きを読む]

ビーグル犬、コリー系は要注意!フィラリア予防薬は使えない犬種?

「犬」と聞いて真っ先に思うことは何ですか?そうは言っても、犬にも色々ありますので、一概にこれ!と言い切ることは難しいでしょう。現に、犬の種類一つとってもみなさんが驚くくらいの種類が、この世界には存在するのですから。 世界にいる犬の種類はどれくらい? みなさんは現在、この世界に何種類くらいの犬がいると思いますか?100種類くらいだと思いますか?それとも200種類?いいえ、実は世界には非公...   [この記事の続きを読む]

フィラリア予防薬とアナフィラキシーショックの関係性

ある日、一匹の中型犬が来院しました。初診ということでしたので簡単な問診をさせていただいた後、診察室に入っていただくことになりました。 本日は健康診断が主な目的であるということでしたので、さらに詳しくお話を聞いてみると、今までに一度も、病院にかかったことがないとのことでした。 飼い始めてからは数年が経っているそうです。狂犬病のワクチンだけは登録の関係から毎年きちんと済ませていたそうですが、そ...   [この記事の続きを読む]

フィラリアは犬猫の眼球にも寄生する?

タイトルをご覧になって、え!?フィラリアって心臓に寄生する虫じゃなかったの!?と驚かれた方もいるかと思います。実はフィラリアって、意外なところにも寄生するんです。 幼虫が眼球に迷い込むことで寄生します まず、通常の犬糸状虫症の感染経路とライフサイクル(生活環)を見てみましょう。 すでにフィラリアに感染している犬の血を蚊が吸います。これにより、蚊の体内にミクロフィラリア(仔虫)が取り込...   [この記事の続きを読む]

犬猫のフィラリア症は母子感染の可能性はある?

結論から申しますと、お母さんのお腹の中にいる段階での赤ちゃんへの感染はありません。胎盤を通じて赤ちゃんへフィラリアが移るということはないので安心してください。ただし、出産後は別です。もし母体がフィラリアに感染していた場合、そのお母さんの血を吸ったことでミクロフィラリアを取り込んだ蚊が、次に赤ちゃんの血を吸った場合には、赤ちゃんのフィラリアに感染してしまう恐れがあります。 母体を守るため、妊娠...   [この記事の続きを読む]