フィラリア症を詳しく解説 – 原因と症状のまとめ

「フィラリア」は犬糸状虫という名の、犬や猫の体に寄生し、心臓を住み家とする厄介な回虫の事を指します。

フィラリアの形態や性別

フィラリアの体は乳白色でソーメンのような長細い形をしています。メスは25~31㎝、オスは12~20㎝ほどの長さを持ち、メスの方が大きい体をもっているのが特徴です。

犬や猫の体を寄生場所としており、寄生をすると血管の中を通り、
右心房や肺動脈を住み家として成長をしていきます。

また、心臓や肺だけでなく、肝臓、脳、リンパ節などにも
寄生するケースもあり、体の重要部分への影響が大きい厄介な虫です。

このフィラリアは単体での寄生はできない虫で、
蚊の体内で成長をし、フィラリアを持った蚊に吸血されることで
犬や猫への感染が起きてしまうのです。

蚊の体内を通らないとフィラリアは成長することが出来ません。
フィラリアは蚊を中間宿主として、感染子虫へと成長を遂げます。

犬猫がフィラリアに感染するまで

フィラリアに感染するのは段階を踏んで進んで行きます。

まずは、蚊の体内で成長したフィラリアの仔虫が
吸血行為によって犬の体内に侵入するところから始まります。

そして、犬の体内に入ったフィラリアの仔虫が
脱皮を繰り返し成長し成虫へと変化を遂げて行きます。

この成虫となったフィラリアが犬の血管を血液に乗りながら
移動し心臓にまで到達するのです。

心臓に到達したフィラリアは、ミクロフィラリアと呼ばれる
幼虫を産みつけ、さらにこの血液中のミクロフィラリアを蚊が吸血し
蚊の体内へ幼虫が寄生します。

このサイクルを保ちながらフィラリアは
長い期間生き延び、繁殖を繰り返しています。

さらに具体的なフィラリアの症状

主に寄生するのは心臓ですが異所寄生も知られており、腹腔・前眼房・脳・腹部大動脈系にも寄生例があります。
通常寄生(心臓に寄生したケース)の場合、半数以上は無症状で過ごしますが、一般症状が次第に悪くなると、時々咳をするようになります。
末期には腹水貯留も見られることがあります。

異所寄生の症状を挙げると、後肢の血管に入ってしまった場合は後躯麻痺、
脳に入ってしまった場合は運動麻痺、目に入ってしまった場合は前眼房水中(前房が混濁してしまい紅彩炎へ)が挙げられます。

フィラリア症の診断は視診(実際に目で見て異常がないか調べる)の他、レントゲン検査、心電図、聴診(心臓の音を聞き異常がないか調べる)があります。

毎月の予防薬でフィラリアは防げます!

この厄介なフィラリアはお薬を毎月1回飲むことで防ぐ事が出来ます。

「予防薬」という名前がついていますが、実際には予防ではなく、
血液中に入ったフィラリアの仔虫を駆除する薬であり、蚊に刺されてから効く薬です。

日本では温暖化が進んでいるため、蚊の出現が早いところでは3月、
蚊の活動が停止するのが12月ころまでと言われています。

少なくともこの期間においては毎月、
フィラリア予防薬を飲む事を心がけて下さい。
可能であれば、通年、1月から12月まで予防薬を
飲ませてあげることが望ましいです。

蚊は寒くなると活動が鈍くなりますが、
冬は部屋の温度や、外の施設の温度などが
暖房などで暖かくなっていますよね。

こういったところに蚊が居る場合は、
暖かい時期と同様に活動は活発になっています。

その為、真冬でもフィラリアに感染してしまう
ケースも少なくなく、油断をしたことで
今までの予防が無駄になってしまう場合もあるのです。

代表的なお薬としては、ハートガードプラスや、パノラミス、
ネクスガードスペクトラやレボリューションなど沢山の良いお薬が出ています。

当サイトではこれらのお薬についても詳しく解説をしておりますので
お薬選びの際の参考にして頂けますと幸いです。

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