犬・猫を飼い始めると意外に気になるのは、ノミなどのかゆみを起こす寄生虫。
目の前で耳や体を痒がって搔いているのは気になりますよね。
そのうち、飼い主まで何だか痒い…なんてことも。
そんな気になるノミを退治できる、レボリューションというお薬を知っていますか?
フロントラインなら知ってるけど…なんて声も聞こえて来そうですよね。
今回はレボリューションのお薬について、また、何に効くのか、効果を発揮するのに苦手な寄生虫がいるのかなどについてお話します。
レボリューションとは
犬・猫に使用する、寄生虫を駆除してくれるお薬、「レボリューション」。
このレボリューションは、今まで別々に使用しなければならなかった、ノミ・ダニなどの外部寄生虫の駆除とフィラリアや回虫などの内部寄生虫の駆除を一緒に行ってくれる、画期的なお薬です。
使い方は飲み薬ではなく、背中に垂らすタイプのスポット剤です。
飲み薬だと、食べてくれたかどうか毎回心配になりますよね。
スポット剤なら、目で確認してお薬を確実に使用することができるので安心ですね。
レボリューションの効果
レボリューションが主に駆除できる寄生虫として、
外部寄生虫はノミの成虫、ノミの幼虫、ノミの卵、ミミヒゼンダニ。
内部寄生虫はミクロフィラリア、フィラリア幼虫、猫回虫、鉤虫です。
レボリューションの効果は約1か月間続きます。
毎月〇日はレボリューションの日と決めておくと、使用忘れがありませんね。
1か月に1回の頻度でお薬を使う事で、お薬の効果が完全に切れてしまうのも防げます。
また、飲むタイプのフィラリアの予防薬を使用されている方は、飲み始める前にフィラリアにかかっていないかどうか調べる必要性がありましたが、周年投与していると、検査の必要性がありませんので便利ですよね。
レボリューションで駆除できない寄生虫も
レボリューションは、外部寄生虫のノミの成虫、ノミの幼虫、ノミの卵、ミミヒセンダニを退治できることはお話ししました。
しかし、レボリューションにも駆除できない寄生虫がいます。
それは、犬のシラミとハジラミ、猫のハジラミです。
フロントラインと言う、外部寄生虫を駆除するお薬では、
外部寄生虫のノミの成虫、ノミの幼虫、ノミの卵のふ化防止、マダニ、犬のシラミとハジラミ、猫のハジラミを駆除できます。
しかし、内部寄生虫を駆除するためには、内部寄生虫専用のお薬を併用しなければなりません。
外部寄生虫と内部寄生虫のお薬の2種類が必要になってしまうのですね。
犬・猫が暮らす生活環境によって、レボリューションがいいのか、フロントラインなどの外部寄生虫の駆除をできるものと併用するのがいいのかを獣医さんに相談してみてもいいですね。
寄生虫は刺されると痒いだけじゃない!
草むらや葉の先端に潜み、触れた動物に寄生したノミ・ダニに刺されるとどうなるのでしょうか。
一般的なイメージだと「かゆくなる」ぐらいで、命の危険までは知らないのではないのでしょうか。血を吸いながら唾液で炎症を抑える成分を出すために、愛犬がかゆがることはほとんどありません。
血が吸われることで、貧血やアレルギー性皮膚炎、ダニ麻痺などの病気をもたらす事もあります。
ノミによる感染症もあります。
ノミに寄生されても無症状の犬もいますが、アレルギー症状により激しい皮膚炎を起こしてかゆがる犬もいます。また、大量に規制した場合は貧血に陥る事もあります。
飼い主にも人獣共通感染症として、「ノミアレルギー性皮膚炎」、ノミが媒介するサナダ虫による「瓜実条虫症」、ノミに刺されて感染する事がある「猫ひっかき病」にかかる事があります。
痒いだけじゃない、外部寄生虫。
きちんとしたお薬を使用して、退治してあげたいですね。
《価格比較表》 | 他店価格 | ご案内価格 | 1箱:3本 | 4,500円~ | 2,343円~ |
2箱:6本 | 9,000円~ | 4,231円~ |
3箱:9本 | 13,500円~ | 5,891円~ |
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