犬猫のフィラリア媒介主は蚊!病原体を詳しく解説!

最近ニュースを見ていると、意外にも蚊が運んでくる病気が多いということに気付かされます。一時、世間を騒がせていた「デング熱」も蚊が運んでくる病気の一つです。他には「ジカ熱」「マラリア」「日本脳炎」といった、感染すると重体、もしくは死に至る病気が挙げられます。そして、犬猫の世界にも蚊が運んでくる恐ろしい病気があります。そう、「フィラリア」です。身近に潜む怖い病気「フィラリア」から愛犬・愛猫を守るためにも、このフィラリアという病気をよく知ることから始めましょう!

フィラリアの媒介主は蚊!犬猫の大敵!

「フィラリア」は犬糸状虫という名の、心臓に寄生する虫の名前です。虫体は乳白色でソーメン状をしており、メスは25~31㎝、オスは12~20センチほどの長さを持つと言われています。イヌ科の動物を終宿主(寄生虫のライフサイクルにおいて有性生殖が行われる宿主のこと。つまり、子孫を残すために終の棲家とする体のことです)として、心臓の右心房、肺動脈に寄生します。血液中の栄養分を吸収して成長する虫で、心臓だけでなく、肝臓・脳・皮下リンパ節にも寄生例が報告されています。
フィラリアは犬に寄生することで有名ですが、猫にも寄生することがあり、動物にとって脅威となりうる虫であることには間違いないです。

そんなフィラリアを運んでくるのが蚊です。蚊が吸血行為によって動物の体内へとフィラリアを運んでくるのです。

フィラリアのライフサイクルを知ろう

フィラリアは蚊の体内を通らないと最後まで成長することが出来ません。蚊の体内で脱皮を繰り返しながら成長し、幼生期の発育を行います。蚊の体内での最初の状態を第1期仔虫と呼びます。第1期仔虫は太く短い体をしていて、体長は0.1~0.3㎜ほどです。ここから第2期仔虫(体長0.3~0.6㎜)を経て、感染仔虫と呼ばれる第3期仔虫へと成長していきます。第3期仔虫(感染仔虫)の体長は1.0~1.2㎜とされており、ここまで成長するのにかかる期間は、約2~3週間と言われています。蚊の体内でこの感染仔虫までしっかり成長してから、吸血行為によって、終宿主の体まで運んでもらうのです。そして忘れてはいけない大事な予防薬が効果を発揮するのも、この感染仔虫に対してです。蚊によって運ばれた感染仔虫を、予防薬を飲ませることによって駆虫するのです。

その後のフィラリアのライフサイクルは、
① 蚊の体内で成長したフィラリアの仔虫が吸血行為によって犬の体内に侵入
② 犬の体内で脱皮を繰り返しながら成長し成虫へ
③ 血液中を移動し心臓に寄生
④ ミクロフィラリアと呼ばれる仔虫を産み出す
⑤ 血液中のミクロフィラリアを蚊が吸血
と、説明することが出来ます。

犬の体内で脱皮を繰り返し大きくなります

蚊によって運ばれた仔虫は、犬の体内で第4期仔虫へと成長します。第4期仔虫はやはり脱皮をして成長し、第5期仔虫となります。体長はいずれの段階でも2㎜くらいです。この第5期仔虫までがいわゆる幼虫期と呼ばれている期間です。ここから成虫になり、心臓に寄生するまでには約180日かかると言われています。

駆虫されることなく無事成虫へと成長したフィラリアは、犬の体内で約5~6年間過ごすと言われています。その間メスはオスと交尾をし、0.3㎜ほどのミクロフィラリアを産み出します。このミクロフィラリアが、蚊に血を吸われることによって別の犬に運ばれ、またそこで脱皮を繰り返しながら成長し、新たな感染仔虫となっていくのです。

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