月別アーカイブ: 2016年7月

平均気温が何度からフィラリア予防は必要?

地球上には約2500種類の蚊が暮らしていると言われています。そのうちの約100種類が日本で暮らしているとされていますが、日本に生息する蚊の中でも、フィラリアを媒介する蚊は16種類いると言われています。 日本のフィラリアを媒介する蚊を知ろう アカイエカ、コガタカイエカ、チカイエカ、カラツイエカ、ネッタイイエカ、ヨツボシイエカ、トウゴウヤブカ、ヒトスジシマカ、キンイロヤブカ、ネッタイシマカ...   [この記事の続きを読む]

犬猫のフィラリア症は母子感染の可能性はある?

結論から申しますと、お母さんのお腹の中にいる段階での赤ちゃんへの感染はありません。胎盤を通じて赤ちゃんへフィラリアが移るということはないので安心してください。ただし、出産後は別です。もし母体がフィラリアに感染していた場合、そのお母さんの血を吸ったことでミクロフィラリアを取り込んだ蚊が、次に赤ちゃんの血を吸った場合には、赤ちゃんのフィラリアに感染してしまう恐れがあります。 母体を守るため、妊娠...   [この記事の続きを読む]

犬猫の血尿、血便はフィラリアの影響がある?

結論から言うと「あります」。私が動物看護の専門学校に通っていたころに使用していた用語集に記載されている犬糸状虫症に関する説明にも、フィラリア症による主な症状として、運動不耐性の他、腹水、血色素尿などがあるとされています。では一体、どういうときにこの血色素尿が見られるのでしょう? フィラリアの症状は4つの型に分類される フィラリア症の症状を分類してみると、通常型・急性型・奇異性塞栓症・幼...   [この記事の続きを読む]

犬猫のフィラリア媒介主は蚊!病原体を詳しく解説!

最近ニュースを見ていると、意外にも蚊が運んでくる病気が多いということに気付かされます。一時、世間を騒がせていた「デング熱」も蚊が運んでくる病気の一つです。他には「ジカ熱」「マラリア」「日本脳炎」といった、感染すると重体、もしくは死に至る病気が挙げられます。そして、犬猫の世界にも蚊が運んでくる恐ろしい病気があります。そう、「フィラリア」です。身近に潜む怖い病気「フィラリア」から愛犬・愛猫を守るために...   [この記事の続きを読む]

フィラリアは毎年、血液検査の必要性はある?

フィラリアの検査に関しては実に様々な意見があり、その病院によって考え方はまちまちです。 検査をしないと予防薬を処方できない場合も 「毎年必ず検査をしている。検査をしないと予防薬は処方出来ない」という病院もありますし、「毎年決められた期間、飲み残すことなくきちんと飲んでいれば問題ない」という病院もあるでしょう。検査を推奨しないそういう病院では、体重だけ測ってくれば本人(本犬?)を連れてこ...   [この記事の続きを読む]

犬猫のフィラリアは人に感染する?うつる?症状は?

まれにではありますが、フィラリアは人間にも感染する可能性があります。バイエル薬品株式会社さんのHPには、国内でも約100例の感染報告がされていると記載されています。 犬猫のフィラリアはどうやって人に感染するの? 犬への感染同様、感染幼虫を保持している蚊が吸血する際に感染し、ライフサイクルも犬の場合と同様です。成虫になることは少ないですが、肺動脈の塞栓や皮下・腹腔に腫瘤を形成することがあ...   [この記事の続きを読む]