レボリューションは生後6週齢以上の仔犬仔猫から使うことの出来る、滴下式のノミ駆除薬です。その効果はノミだけに留まらず、内部・外部寄生虫の駆除や予防にも発揮すると言われている、優れたお薬です。
レボリューションの有効成分 セラメクチンとは
レボリューションの主成分であるセラメクチンはマクロライド系の駆除薬です。マクロライド系は神経系に作用し、細胞内のイオン濃度をマイナスに強化することによって、虫を麻痺させます。中には呼吸を阻害する作用機構を持つ薬剤もあるそうです。
そんなマクロライド系の駆除薬セラメクチンが、犬猫の内部・外部寄生虫に対して、どのように働きかけるか、ノミ成虫・フィラリア幼虫・回虫(成虫)・ミミヒゼンダニのそれぞれにおいて、見ていきたいと思います。
セラメクチンの有効範囲と効果を紹介!
まずノミ成虫です。ノミは吸血によって成長していく外部寄生虫ですので、血中のセラメクチンを摂取することによって、駆除されます。また、ノミの住処である毛包・皮脂腺に分布するセラメクチンとの接触においても駆除することが出来ます。
フィラリアの幼虫(感染仔虫とも呼ばれている期間のフィラリアの仔虫のことです。フィラリア予防薬で駆除するのと同じ期間の仔虫です。)の場合ですと、組織内及び血管内でセラメクチンと接触することによって駆除されていきます。回虫は腸管内で糞中排泄されたセラメクチンと接触することによって、ミミヒゼンダニは耳道の皮膚組織内で滲出液中のセラメクチンと接触することによって、駆除されていきます。
セラメクチンはノミ・フィラリアに有効
ゾエティス・ジャパン株式会社のホームページにも、セラメクチンがノミ・フィラリアに対していかに有効であるかを試験した結果が載せられていましたので、紹介したいと思います。
まずノミに対してです。ネコノミを対象として行われた試験で、セラメクチンは通常の半分の濃度であったにも拘らず、92%という高い駆虫率を示したと記載されています。
第4期フィラリア仔虫を対象とした試験でも、低濃度での幼虫死滅が認められたとされており、両試験においてセラメクチンの確かな有効性が証明されたと言える結果だと思います。
またセラメクチンは、その吸収性においても優秀であると言えると思います。なぜなら、投与2時間後にシャンプーをしてもその有効性は低下しないとされているからです。皮膚から、いかに速やかに薬剤が吸収されているのか、よく分かる結果だと思います。
ただ、こうした結果が出てはいますが念のため、ご家庭で使用される時は投与後、2~3日経ってからのシャンプーを推奨させて頂きます。せっかく使用したお薬ですので、確実な効果が期待出来るまで、ちょっとの我慢をお願い致します。
《価格比較表》 | 他店価格 | ご案内価格 | 1箱:3本 | 4,500円~ | 2,343円~ |
2箱:6本 | 9,000円~ | 4,231円~ |
3箱:9本 | 13,500円~ | 5,891円~ |
レボリューション 猫用をさらに詳しく >>>