フィラリア検診で動物病院が行う治療とは?

動物病院でのフィラリア症の診断は、実際に目で診て異常がないかどうか調べる視診の他、レントゲン検査、心電図、心臓の音を聴く聴診、血液検査によって行います。

動物病院でのフィラリア検診

視診で全身状態を把握し、レントゲン検査で心臓の状態を確認します。フィラリアの多数寄生があれば、心臓・肺動脈が拡大しているのを診ることが出来るでしょう。心電図、聴診では心雑音を確認することが出来ます。こ血液検査ではミクロフィラリアの有無、抗原検査ではフィラリアの親虫の有無を確認することが出来ます。これらの検査の結果、フィラリアの感染が判明した場合には、治療が必要になります。

フィラリア症の治療は、原因療法と対症療法とに分けられます。まず、原因療法を詳しく見ていきましょう。

原因療法は内科的外科的の2種類

原因療法にも内科的なものと外科的なものとの2種類があり、内科的だと薬による成虫の駆除、仔虫の駆除が行われます。成虫の駆除にはメラルソニルカリウム、いわゆるヒ素化合物が使用されます。ミクロフィラリアに対しては、抗線虫薬が使用されます。血中のミクロフィラリアには予防的な意味でモクシデクチンなどの薬が使用されます。これらは、薬剤の副作用に十分注意して、慎重に行われます。

外科的なものだと手術になります。開胸手術や頸静脈摘出法(俗に言う一本釣りという手法です。頸動脈に小さな穴をあけ、そこから心臓まで鉗子を入れてフィラリアを釣り出す方法です)によって、寄生部位である心臓から直接、フィラリアの成虫を駆除する方法です。これらの手術は全身麻酔を必要とする、非常に難易度の高い危険を伴う手術になります。ですが、この手術が成功し、フィラリアを駆除出来た子は劇的に回復するとも言われています。

このように原因療法は、フィラリアの各発育期に応じた対応の元、行われる治療方法です。

対処療法はフィラリアの症状を抑制する処置

次に対症療法です。対症療法とは、病気の原因を根本的に治療する原因療法に対して、病気の症状を抑制したり改善したりする治療法のことです。分かり易い例を挙げて言えば、発熱に対して解熱剤を投与する、といった治療のことです。

フィラリアに罹った子の症状には咳、腹水貯留などが挙げられます。咳が出ている子には咳止めを、腹水の貯留が見られる子には利尿剤を処方します。また、あまりにも大量に腹水が認められる子に対しては、外科的な処方を取ることもあります。

腹腔にカテーテルを挿入し、腹水を抜いてあげる治療です。時に、犬自身の体重よりも重いのではないかと思われるほど大量の腹水が抜けることもありますが、一回抜いたからと言って治るものではありません。

また、時間の経過とともに溜まっていってしまいます。それだけの量の水を抱えて生活していくのはとてもしんどく、大変なことです。なので、根気よく病院に通っていただき腹水を抜くことで体を軽くし、日頃の散歩等で体を動かしやすくしてあげる等の生活の質(クオリティーオブライフといいます)を向上させる治療も、必要になってくるのです。

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