最近、あなたの愛犬・愛猫のお耳事情はどうなっていますか?汚れていたり、痒がっていたりしていませんか?ちゃんと音は聴こえているようですか?
寄生虫による外耳炎とは
動物の耳、特に垂れ耳と呼ばれる耳の穴が外気に晒されていない耳を持つダックスやビーグルなどの犬種や、スコティッシュフォールドなどの猫種では、その耳の特性上、耳のトラブルを抱えていることが少なくありません。原因は様々で、ケアが不足してしまっていたり、異物のせいであったり、アトピー性皮膚炎によるものであったり、寄生虫によるものであったりと色々考えられます。
今日はこの中の、寄生虫による外耳炎について考えていきたいと思います。
ミミヒゼンダニの症状
耳に寄生する寄生虫で真っ先に思いつくのがミミヒゼンダニです。所謂ミミダニという寄生虫のことですね。ミミヒゼンダニはヒゼンダニ類の中でも主に耳介内に寄生するダニのことを言い、虫卵から成ダニになるまでに約3週間かかります。皮膚組織には穿入せず、皮膚の表面に寄生します。肉眼でも確認することが出来、耳掃除をして取り除いた耳垢(乾性またはロウ様の黒褐色の耳垢です)の中に、微かに動く白いものがあったらミミヒゼンダニである可能性が高いです。
ミミヒゼンダニが寄生すると、ひどく耳を痒がる様になります。この掻痒感に悩まされているうち、それがストレスとなって食欲不振を起こしてしまう子もいるそうです。また、ミミヒゼンダニによる炎症産物によって拍水音(水が耳の中でピチャピチャ音を鳴らしている様な音)が聴こえる子もいますので、早めに治療してあげるのが良いと思います。
ミミヒゼンダニの治療には、定期的な耳道の掃除が重要になってきますが、実はレボリューションという滴下式の内部・外部寄生虫駆除・予防薬でも、駆除することが出来るのです。
レボリューションなら耳ダニを駆除可能!
レボリューションはゾエティス・ジャパン株式会社から発売されている滴下式(ペットが自分で舐める事が出来ない肩甲骨の窪みなどに垂らして使用するお薬のことです)の動物用医薬品です。犬猫のノミだけでなく、フィラリアの寄生予防やノミ卵の孵化阻害及び殺幼虫作用によるノミ寄生予防、ミミヒゼンダニの駆除に効果があります。速乾性があり、皮膚から速やかに吸収されるため、2時間後にシャンプーをしてもその有効性には影響しないとされています。ミミヒゼンダニに対しても肩甲骨前面の背面部皮膚への1回投与で、毎日もしくは隔日の耳への直接の治療よりも有効であった事がゾエティス・ジャパン株式会社のホームページにも記載されています。
レボリューションには6%(本剤1ml中、有効成分セラメクチンを60mg含有)と12%(本剤1ml中に有効成分セラメクチンを120mg含有)との2種類あり、6%が発売されたのは2005年3月です。実はこのレボリューション、私が現役で動物病院勤務をしていた頃に発売されたお薬で、発売当初から話題になっていたお薬なんです。生後6週齢の仔犬仔猫から使用可能で、妊娠・授乳中でも安全に使うことの出来るレボリューションは、発売から11年経った今でも、あの頃と変わらず、良いお薬だと感じています。
《価格比較表》 | 他店価格 | ご案内価格 | 1箱:3本 | 4,500円~ | 2,343円~ |
2箱:6本 | 9,000円~ | 4,231円~ |
3箱:9本 | 13,500円~ | 5,891円~ |
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