ワンちゃんたちの一日の楽しみであるお散歩タイム。
草むらに顔を突っ込んだり、体ごと思いっきりダイブ！とまではいきませんが、元気いっぱいなワンちゃんはそれぐらいパワフルなお散歩をすることもありますよね。
でもちょっと待って！草むらの中にはパッと見ただけではわからないほど小さなノミ・マダニがたくさん潜んでいます。
愛犬がノミ・マダニの被害にあっている姿はとても可哀相なものです。しかも、ノミ・マダニは人にも感染します。卵を産んで増えていくので、駆除をするのもとても大変！
そんなノミ・マダニの被害にあってしまったらどうすればよいのでしょうか？また、予防する方法はあるのでしょうか？
ノミ・マダニの症状
ノミやマダニに寄生されると、ひどいかゆみを伴う皮膚炎を引き起こします。それだけではなく、吸血されることによって貧血にもなります。
ノミもマダニも、１匹に寄生されると急速に増えて、大量に寄生されることになります。
ノミは体中をすばやく動き回るので捕獲するのはなかなか難しく、大量に増えてしまうと体からぴょんぴょんと飛び跳ねているのをたまに発見します。
マダニは、１mmほどしかなかった体長が吸血して１～２ｃｍほどにまで大きくなります。ノミの様に素早く動き回ることはなく、毛の薄い耳の部分や目の周りなどに吸い付いています。気が付いた時には大きな丸いものが大量に耳の中や目の周りについていて、「腫瘍！？湿疹！？」と一瞬びっくりします。びっしりと吸い付いているのはなんともいえない・・・寄生されているワンちゃんがかわいそうなのはもちろんのこと、非常に気持ち悪いです。
ノミ・マダニの駆除と予防薬
ノミもマダニも大量に増えるので、１匹ずつ取り除くという方法は無理に近いです。マダニは、吸い付いているのを無理に引っ張ると口の部分だけが犬の体に残ってしまうこともあります。
ホームセンターなどにもノミダニ予防の首輪やスポットが売っていますが、経験上ではあまり効きません・・・。
動物病院などで使用される「ネクスガード」や「レボリューション」などの駆除剤なら、１００％駆除します。強い効力を持ちますが、犬や猫、人間に優しいので安心です。チュアブルタイプは食べさせるだけ、ピペットタイプは首筋の毛をかき分けて滴下するだけなのでとても簡単です。
マダニの場合は見つけやすいですが、もしかしてノミ？と思った時にはコームで毛を取り、濡れたティッシュに付けてみて下さい。じわっと血が滲んできたらそれはノミの糞です。
ノミ・マダニによって引き起こされる怖い病気
ノミやマダニはかゆみや貧血だけでなく、色々な病気を引き起こす原因となることがあります。
寄生したノミがなんらかの寄生虫をもっていることで感染してしまうこともあります。瓜実条虫という虫などに感染すると、下痢や体重減少などを引き起こします。
マダニは、リケッチア・バベシア症などの疾患を引き起こすことがあります。これらは人にも感染する大変怖い病気で、貧血・発熱・元気消失などの症状のほか、重い場合だと死に至ることもあるのです。
たかがノミ・マダニ。されどノミ・マダニです。寄生されてしまってからの処置・予防でもいいですが、できれば寄生される前に予防しておきたいですね。自宅の庭で遊ばせているだけでも寄生されてしまうこともあるので、油断は禁物です。
| 《価格比較表》 | 他店価格 | ご案内価格 | 1箱：3本 | 4,500円～ | 2,343円～ |
| 2箱：6本 | 9,000円～ | 4,231円～ |
| 3箱：9本 | 13,500円～ | 5,891円～ |
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